男性ピラティスのリアル！デメリット・メリットは？更衣室、イベント問題の解決法

ピラティスは体幹強化や姿勢改善に効果的ですが、「男性は場違いではないか？」という不安や、「更衣室やスタジオの環境は女性向けなのでは？」といった具体的な設備への懸念から、一歩踏み出せない男性は少なくありません。

そこで今回は、当サイトが実施した【独自アンケート148名から厳選した105名の回答】を元に、男性ピラティス経験者と、実際に通う女性の本音の回答をえることができました。

結論から言うと、男性がスタジオに行くことへの心理的な心配は、データから見ると不要だと判明しています。（多くの女性が「気にしない、どちらでもない」と回答しています。）

本記事では、このアンケート結果を軸に、男性がピラティスに通う際のデメリット（更衣室、イベント問題）とその具体的な解決策とメリットのリアルな回答を載せています。

男性でピラティスに興味があるけど、ためらっている方にとって、この記事が少しでも不安を解消する参考になれば幸いです。

ちなみに、今回利用したアンケート結果の全体像（ピラティスの効果など）は、こちらの記事で詳しく解説しています。

※当コンテンツは、
「記事制作ポリシー」に則り作成しています。
万一、事実と異なる情報やお気づきの点がございましたら、「お問い合わせ」よりお知らせください。
真摯に確認して、修正いたします。

【独自データ公開】男性の参加を気にしない女性は6割以上！
男性ピラティス経験者が語る「リアルなデメリット」
男性ピラティスの「メリット」と効果
最終結論と次の行動

【独自データ公開】男性の参加を気にしない女性は6割以上！

厳選した105名の回答から、女性の6割以上が男性の参加を気にしないことがわかりました。
それでは円グラフでみていきましょう。

アンケート結果から、気にしない（38.1％）、どちらでもない（22.9％）となり、合計61.0％の女性が男性の参加を許容していることがわかります。
この結果から、男性でも「気軽に通える」と思える方と、「やはり不安がある」と思う方で受け取り方が違うと思います。

【スタジオに興味が湧いた方へ】
不安が解消され「通える」と思えた方は、あとはスタジオ選びだけです。ピラティスの効果とはの記事で、更衣室やアメニティが充実しているスタジオを紹介しています。
まずは興味を持ったスタジオの体験レッスンを受けてみるのがおすすめです。

【まだスタジオは不安な方へ】
「それでも更衣室やイベントは避けたい」と思う方は、スタジオではなく自宅でレッスンが受けられる「本格オンラインヨガ・フィットネスのSOEL」から始めてみるのはどうでしょうか？

それでは次に男性が通って感じているデメリットをみていきましょう。

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男性ピラティス経験者が語る「リアルなデメリット」

当サイトのアンケート（2025年10月実施／有効回答数105名）のうち、16.2%を占めた男性経験者（17名の内から厳選した4つの声）を紹介します。

ここでは、彼らの生の声を引用し、問題を包み隠さず公開します。
そして、どうすればその問題を回避できるのか、具体的な解決策もセットで解説します。

デメリット①：設備・実務面の課題と心理的負担

1. 複数の男性経験者が語る「三重苦」

当サイトのアンケート回答者から、特に多かった男性のデメリットに関する声を3つ厳選しました。
いずれも「物理的な設備の問題」と「心理的な居心地の悪さ」という、男性特有の「三重苦」を訴えています。

【声1：共用スペースへの気遣い】

更衣室が女性と共用スペースだったため最初は少し気を使いました。周囲の視線も気になり着替えのタイミングをずらしたりタオルで体を隠すようにしていました。またウェアも男性用の種類が少なくサイズ選びに苦労しました。スタッフに相談すると対応を工夫してくれたので徐々に通いやすくなりました。男性が増えればもっと安心して通える環境になると思います。

引用元　独自アンケート回答から

【声2：視線とリラックスの欠如】

更衣室が狭く、女性の利用者とタイミングが重なると少し気を使いました。また、男性用ウェアの種類が少ないため、自分に合うものをネットで探して購入しています。最近は男性専用クラスも増えてきたので、参加しやすくなりました。スタッフも丁寧で、配慮が行き届いていると感じます。

引用元　独自アンケート回答から

【声3：ユニクロで代用する現実】

利用者の9割以上が女性のスタジオだったので、いくつか不便な点はありました。一番は更衣室です。男女共用スペースをカーテンで仕切るだけの簡易的なものだったので、他の利用者がいると着替えるタイミングに非常に気を使いました。また、スタジオ内で男性が自分一人だけという状況も多く、なんとなく視線が気になり、リラックスしきれない部分もありました。ウェアの選択肢が少ないのも悩みで、結局いつもユニクロのスポーツウェアでした。

引用元　独自アンケート回答から

解決策

この引用群からもわかるように、男性のスタジオ利用はハードルが高いのが現状です。しかし、この問題を前提とすることで、対策が見えてきます。

【最優先の回避策】
複数の体験レッスンで着替えの方針をスタジオ「聞く」ことです。
男性の更衣室での着替えの方針を具体的に聞いてみるのが最良の回避策です。
事前に問題を排除できるスタジオを探しましょう。
声①と②が通っているのは zen place pilatesになります。

【ウェア問題は解決済み】
ウェアの選択肢も少ないですがユニクロのスポーツウェアでもできることがわかります。
ピラティス専用に拘らず、まずは手持ちの動きやすいウェアで始めましょう。

デメリット②（イベント・コミュニティの疎外感）

設備の問題に加えて、コミュニティやイベントで疎外感を感じるという声もありました。
これは、男性がピラティススタジオで感じる最も対処が難しいデメリットです。

更衣室やトイレが女性専用である場合が多く、利用できる場所を探すのに時間がかかる点が不便でした。また、男性用設備があっても数が少なく、混雑して待たされることもあります。さらに、職場やイベントなどで男性の参加を前提としていない雰囲気があると、気軽に意見を言いづらかったり、疎外感を覚えたりすることもありました。こうした環境面や心理的な制約から、不便さを感じる場面が少なくありません。

引用元　独自アンケート回答から

解決策

このような「疎外感」や「意見を言いづらい雰囲気」は、スタジオの文化そのものに起因するため、残念ながら個人の努力で解決するのは困難です。
ピラティスと言えば女性が多いため今の段階では仕方がありません。

結論

【究極の回避策】自宅専用（オンライン）の検討

繰り返しになりますが、どうしてもピラティスをしたいが、集団での心理的なストレスを完全に排除したい場合は、自宅専用も視野に入れて検討するのが最良の選択です。
【スタジオ派の最終手段】パーソナルレッスンに特化する

スタジオに通いたい場合は、そもそも交流が発生しないマンツーマンのパーソナルレッスンに特化することで、コミュニティの疎外感を避けることができます。

男性ピラティスの「メリット」と効果

このセクションでは、アンケートで得られた男性のメリットや、一般的な男性の体に特化したピラティスの効果を具体的に記述していきます。

メリット①：腰痛・肩こりといった不調の改善

慢性的な腰痛と猫背に悩んでいましたが、ピラティスを始めて2ヶ月ほどで姿勢が改善され、腰の痛みも軽減しました。特に仕事中の座り姿勢が楽になり、集中力も上がったように感じます。日常生活の質が確実に向上しました。

引用元　独自アンケート回答から

■ 解説：なぜ男性の不調に効くのか？

多くの男性が抱える腰痛や猫背は、デスクワークなどにより、体の深層部にあるインナーマッスル（腹横筋や多裂筋）が弱くなっていることが原因です。

従来の筋力トレーニングは、体の表面にあるアウターマッスルを鍛えますが、ピラティスは呼吸法とともに行うことで、この弱ったインナーマッスルを徹底的に強化します。

インナーマッスルが機能すると、天然のコルセットのように体幹が安定し、背骨や骨盤が正しい位置に支えられます。

そのため、腰への負担が根本から軽減され、姿勢改善と不調の解消に繋がります。

メリット②：インナーマッスル強化による「姿勢改善」と「自信向上」

職場と自宅の往復の毎日で、運動不足を感じていたので、最近人気になっているピラティスの利用を開始しました。月に2回のコースを選んで1年間継続したところ、明らかに身体のラインが改善されました。今まで無駄な脂肪が多かった下腹はスッキリとなり、見た目に自信を持てるようになりました。
でも、体型よりももっと変化したと感じるのは、普段の姿勢です。友人や同僚からも、姿勢が良くなってかっこよくなったとほめられるケースが多くなり、見た目のみでなく自分自身そのものに自信が付いたように感じています。

引用元　独自アンケート回答から

■ 解説：なぜ姿勢と自信が向上するのか？

この方が経験されたように、ピラティスはアウターマッスルを大きくするのではなく、姿勢を支えるインナーユニット（腹横筋や骨盤底筋など）を鍛えます。

体型改善: インナーユニットが目覚めると、緩んでいた下腹部やウエスト周りが引き締まります。これは、天然のコルセットの役割を果たす腹横筋が骨格を正しい位置に戻すためです。
姿勢改善と自信: 正しい姿勢は、単に見た目が良くなるだけでなく、脳に「安定している」という信号を送ります。無意識のうちに胸が開いた、堂々とした姿勢になるため、周りの人から「かっこよくなった」と褒められ、自分自身のセルフイメージと自信の向上に繋がります。

メリット③：短期間（3ヶ月）で体幹強化と「体型引き締め」を実感

ピラティスを始めて3ヶ月。一番は姿勢の劇的な改善です。デスクワークでひどい猫背と慢性的な腰痛に悩んでいましたが、体幹が鍛えられ、背筋が自然と伸びるように。
腰痛はほぼ解消し、以前より体が疲れにくくなりました。鏡を見ると、お腹周りも引き締まり、感激しています。
何より、自分の体を意識的にコントロールできるようになったのが大きな収穫です。

引用元　独自アンケート回答から

■ 解説：なぜ短期間で複合的な効果が出るのか？

ピラティスは、一度に複数のメリットをもたらします。この方が3ヶ月で多くの効果を実感した理由は、「体幹強化」と「意識的なコントロール」の相乗効果にあります。

体幹と疲労: 体幹のインナーマッスルが鍛えられると、正しい姿勢を「楽に」維持できるようになるため、仕事中や日常生活で無駄な力を使わなくなり、体が疲れにくくなります。
引き締め: 姿勢が整うことで、骨格のズレによるお腹周りのたるみが解消され、鏡で見たときの体型の引き締めを実感でき、それによりやる気も継続します。
自己コントロール: 何よりも大きな収穫は、自分の体を意識的に動かす訓練の習慣ができたことです。

これにより、日常生活のあらゆる動作で自分の体の状態を把握できるようになり、怪我の予防やコンディションの維持に役立ちます。

メリット④：生活の質（QOL）向上と呼吸・睡眠の質改善

最初は姿勢改善目的で始めましたが、通い始めて1か月ほどで体の軸が安定し、腰痛や肩こりが軽くなりました。インストラクターに姿勢を直されるたびに自分の癖が分かり、日常の立ち姿や歩き方も変わりました。呼吸が深くなり、寝つきも良くなったのを実感しています。今では椅子に長く座っても疲れにくく、生活の質が大きく上がりました。

引用元　独自アンケート回答から

■ 解説：なぜ呼吸・睡眠の質が向上するのか？

ピラティスは、すべての動作を胸式呼吸（肋骨を動かす深い呼吸）とともに行うのが特徴です。
この習慣が日常生活に浸透することで、身体に以下のような大きな変化をもたらします。

自律神経の安定: 深い呼吸は、興奮を抑える副交感神経を優位にします。
これにより自律神経が安定し、精神的なリラックス効果が高まるため、寝つきの改善に繋がります。
疲労の根本的な軽減: 姿勢が整うことで、椅子に座る、歩くといった日常動作で無駄な筋力を使わなくなります。結果として、以前より体が疲れにくくなり、これが生活の質の向上に直結します。
癖の改善: インストラクターに指摘されることで、普段の立ち姿や歩き方の悪い癖を意識的に修正できるようになり、これが再発防止に役立ちます。

メリット⑤：デスクワーク特有の不調を改善し、メンタル安定に直結

デスクワーク中心で肩こりと腰痛に悩んでいましたが、ピラティスを始めて3ヶ月ほどで明らかに姿勢が改善しました。呼吸を意識しながら動くことで腹筋と背筋のバランスが整い、長時間のPC作業でも疲れにくくなりました。夜もぐっすり眠れるようになり、メンタル的にも落ち着きが出ました。通うたびに体の感覚が変わるのを実感できています。

引用元　独自アンケート回答から

■ 解説：なぜデスクワーク特有の不調とメンタル安定に効くのか？

長時間のデスクワークは、前傾姿勢による猫背と、同じ姿勢の維持による腹筋と背筋のバランスの崩れを引き起こします。これが、肩こりや腰痛の主な原因です。

疲労回復: ピラティスで腹筋と背筋のバランスが整うと、体幹が姿勢を支えるようになり、首や肩への過度な負担が減ります。その結果、長時間のPC作業でも疲れにくくなります。
睡眠とメンタル: ピラティスで意識的に深い呼吸を繰り返すことは、自律神経に直接働きかけます。これにより、リラックス効果が高まり、夜はぐっすり眠れるようになり、結果としてメンタル的な落ち着きに繋がります。
自己認識: 「体の感覚が変わるのを実感」できることで、自分の体の状態に意識が向き、不調になる前の予防が可能となります。

最終結論と次の行動

最終結論：男性ピラティスは「課題ありき」で挑戦する価値がある

当記事のアンケート結果から、男性がピラティスを始めるには、「更衣室問題」「疎外感」といった、女性中心の文化特有の心理的・実務的な課題が伴うのは事実です。

しかし、そのハードルを乗り越えた先に待っているのは、「腰痛・肩こりの根本改善」や「姿勢改善による自信向上」、さらには「睡眠・メンタルの安定」といった、日常生活の質（QOL）を大きく高めるメリットがあります。

2. あなたが取るべき「次の二つの行動」

あなたが「デメリットを許容できるか否か」に応じて、取るべき行動は二つに分かれます。

あなたの状態	解決策と行動
デメリットを排除したい方	自宅専用（オンライン）で始める。スタジオでの心理的ストレスを完全に排除し、ピラティスの効果だけを体験したい方には、自宅でプロのレッスンが受けられるオンラインサービスが最良の選択です。通わないフィットネススタジオSOELU
課題があっても挑戦したい方	複数のスタジオで体験レッスンを受けるデメリットを理解した上で挑戦する場合は、必ず複数のスタジオの体験レッスンに行き、更衣室の状況や男性の利用状況を具体的に「聞く」ことで、事前にリスクを回避しましょう。（参考）声①と声②の回答者が、スタッフの対応に満足して通い続けられたのは zen place pilatesになります。